GMT Watches Blog

GMTの時計などについてのブログ

機械式時計の精度

機械式時計を欲しいまたは持ってる人は精度にこだわるのはそもそもナンセンスだと思います。精度が欲しいなら素直にクオーツを買いましょう。

 

とは言っても実用時計には実用に耐える精度は欲しいです。私はさすがに毎日針を合わせたくないです。でも一週間に一度くらいなら問題ないです。許容できる頻度は人によりますが、仮に一週間で1分のズレは許せるとします。すると、一日あたり約9秒です。平均日差9秒ということになります。

 

メーカーによって精度を保証しているところがあります。スイスメーカーだとCOSCという規格を使うメーカーがたくさんあります。COSCはクロノメータとも呼ばれます。

セイコーは独自の新GS規格という検定を自社で行っていて精度を保証しています。

その他、規格なしに平均日差は何秒と保証しているメーカーもあります。

 

上記の日差9秒はクロノメータや新GS規格なら問題ありません。しかし注意が必要なのはこの保証は新品の状態での保証なので、使っているうちに当初の精度がでなくなるかもしれません。逆にメーカーが言う日差より実はもっといい場合もあります。オリエントスターは最大30秒と言っていますが、私のもっているオリエントスターは5年使って日差は2秒。2年使ってるロンジンのマスターコレクションも2秒。

 

精度について書きましたが、機械式を買う人は精度のために買うはずではないはずです。あまり精度に囚われない方が楽しい機械式ライフを送れるとおもいます。